OKTA によるユーザーとチームの SCIM プロビジョニング

 

System for Cross-domain Identity Management (別名 SCIM) は、複数のアプリケーションでユーザーを管理するためのプロトコルです。これにより、IT チームや運用チームは、複数のアプリケーションのユーザーデータを一度に簡単にプロビジョニング (追加)、プロビジョニング解除 (非アクティブ化)、更新することができます。 

Okta に SCIM プロビジョニングを設定するには、monday.com の管理者と Okta アカウントのマネージャーの両方の関与が必要となります。 

 

monday.com でサポートされている SCIM 機能

  • ユーザーのプロビジョニング
  • ユーザーのプロビジョニング解除
  • チームのプロビジョニング
  • チームのプロビジョニング解除
  • チームの名前変更
  • ユーザーの詳細情報の更新
  • チームへのユーザーの割り当て
  • チームからのユーザーの割り当て解除
  • ユーザーのパスワードの変更

 

コンフィグレーション

ステップ 1 - monday.com を Okta に追加する

Okta の管理者ページを開いて、開発者コンソールをクリックして「クラシック UI」に切り替えます:

image_1.png

次にアプリケーション > アプリを追加の順でクリックし、アプリストアで monday.com を検索します:

Group_9__8_.png

 

ステップ 2 -  プロビジョニングに移動する

Okta の管理者ページを開いて、リストから monday.com アプリケーションを選択します。次に、「プロビジョニング」のタブを選択します。

Group_9__9_.png

設定タブ「統合」>「API 統合の設定」の順でクリックします:

Group_11__1_.png

 

ステップ 3 -  monday.com 管理者セクションを開いて、プロビジョニングトークンを取得する

monday.com カウントを開いて左下にあるプロフィール画像をクリックし、「管理者」を選択します。アカウントの管理者セクションから、左側にある「セキュリティ」をクリックして、SCIM セクションに入ります。

Group_9__11_.png

こちらでトークンを生成してコピーし、Okta に貼り付けることができます。 

 

ステップ 4 - プロビジョニングを有効にする

API トークンを Okta に貼り付け、API 認証情報をテストします:

image_1__20__1.png

認証情報が有効であることが確認できたら、保存をクリックします

 

ステップ 5 - 設定を完了する

設定の「アプリへ」タブをクリックして、monday.com で利用したい機能を全て有効にします。

Group_9__12_.png

 

ユーザープロビジョニングの設定

monday.com アプリの下にある割り当てタブに移動して「割り当て」をクリックし、monday.com アプリに割り当てられたユーザーまたはグループを選択します。

Group_9__13_.png

注: ユーザーを monday.com アプリからプロビジョニング解除すると、ユーザーは monday.com 内で無効なユーザーとして表示され、monday.com ユーザーとしてカウントされなくなります。

  

ユーザー属性

これらのフィールドは、ユーザー属性をマッピングするためにサポートされています:

  • 名前(特殊記号は使用不可)
  • メール(小文字)
  • ユーザータイプ(管理者、メンバー、閲覧者、ゲスト、カスタム役割
  • タイトル(プロフィールセクションに記載されているユーザーの役職)
  • アクティブ(ユーザーが有効か無効か)
  • タイムゾーン
  • ローカル(言語)
  • 電話番号
  • 住所
注:ユーザー名は必ずユーザーのメールアドレスでなければなりません。

 

SCIM プロビジョニングと SSO ログインの両方に Okta を使用する場合は、注意してください:

  • SCIM プロビジョニングによってユーザが作成された場合、そのメールは選択した有効なメールフィールドにマッピングできますが、SSO ログイン中に使用されるメールは常に「user.email」です
  • SCIM プロビジョニングに加えて SSO ログインを使用する場合は、SCIM プロビジョニングに使用されるメールが「user.email」または同等の値を保持するフィールドにマッピングされていることを確認する必要があります

 

ユーザータイプ属性の設定

Okta でカスタム属性を作成することで、monday.com のユーザータイプを規定することができます。

オプションのユーザータイプは以下の通りです:

  • 管理者
  • メンバー
  • 閲覧者
  • ゲスト
  • またはカスタム役割 ID

 

ユーザタイプとしてカスタム役割をサポートするように SCIM プロビジョニングを設定するには:

  1. この記事の説明に従って、monday.com で関連するカスタム役割を設定します。
  2. カスタム役割 ID をコピーします。これは、アカウント権限センターから、役割名の横にある三点リーダーメニューをクリックし、次に下図のように「ID をコピー」をクリックすることで実行することができます。

Group_1_-_2023-01-12T114829.796.png

注:monday.com のユーザータイプに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。

 

ステップ:

1. ディレクトリタブをクリックして、プロフィールエディタを選択する

2. アプリを選択して、monday.com アプリをクリックする

3.「属性を追加」ボタンをクリックする

4. フィールドに入力して保存(下部)をクリックする:

Group 28 (25).png

5. また、列挙型リストを使用して、ユーザーの役割に対して特定の事前定義値のみを許可することもできます。

 

注: 外部名の値は「userType」とし、外部のネームスペースは「urn:ietf:params:scim:schemas:core:2.0:User」とします。


チームプロビジョニングの設定

monday.com にグループをプッシュするとはどういう意味ですか?グループを monday.com にプッシュすると、Okta でそのグループに割り当てられているすべてのユーザーを含む新しいチームがアカウントに作成されます。 

重要事項:Okta 内で monday.com アプリにグループを割り当てた場合、同じ名前の monday.com チームがあれば、Okta グループがそれを置き換えます。
プライバシー対策として、ユーザーが自分のデータにアクセスできなくなったり、ユーザーが意図せずアクセスできるようになったりするのを避けるため、チームのプロビジョニングを monday.com の管理者と調整することをお勧めします。

 

monday.com にグループをプッシュする前に、まずはグループを monday.com アカウントに割り当ててください。グループをプッシュする前にグループを割り当てることが重要です。なぜなら、グループ内のすべてのユーザーが monday.com アカウントに登録されていないと、グループをプッシュできないからです。 

ステップ:

1. グループを monday.com アカウントに割り当てる

2. 「グループをプッシュ」タブをクリックして、「グループをプッシュ」を選択する

Group_8__2_.png

3. monday.com にプッシュしたいグループを選択して「保存」をクリックする

Group_8__3_.png

 

エラー処理

以下のテーブルにエラーコードと考えられる原因を示します。解決策の提案については、3番目のカラムをチェックしてください。

エラーコード 意味 解決案
404 Not Found リソースが無効化されているか、プロビジョニングされていないことが考えられます まず POST リクエストでリソースのプロビジョニングを試みてください
409 Conflict 指定されたメールアドレスのユーザーが既に存在し、プロビジョニング済みです まずリクエストしたユーザーの GET リクエストを試みてください。おそらくこれが必要なユーザーです
403 Forbidden アクセス権限のないデータにアクセスしようとしています 使用している URL に誤りがないかに加え、トークンの提供方法が適切かを確認してください。また、エンタープライズアカウントではないため、SCIM エンドポイントの利用が許可されていないこともこのエラーの原因として考えられます。
500 Internal Server Error 弊社側で何らかの問題が発生したようです 有効なデータをご提供いただけているかをご確認ください。これで解消しない場合は、カスタマーサポートチケットを開いてください。当社にて直ちに対応いたします
400 Bad Request 要求された処理を実行できません 有効なデータをご提供いただけているかをご確認ください。問題の原因が不明な場合は、カスタマーサポートチケットを開いてください。原因の特定をお手伝いいたします
429 Too Many Requests 短時間に送信されたリクエストが多すぎます ストレッチをしたり、アイスティーを飲んでお待ちください。ひと段落しましたら、直ちにリクエスト処理を再開させていただきます。

書き込みリクエストの上限は、アカウントあたり1分間に最大450件です。

書き込みリクエストには、ユーザー作成、ユーザー変更、ユーザー更新(完全)、ユーザー削除、グループ作成、グループ変更、グループ削除が含まれます。

読み取りリクエストの上限は、アカウントあたり1分間に最大1000件です。

読み取りリクエストには、ユーザー一覧取得、ユーザー詳細情報取得、グループ一覧取得、グループ詳細情報取得が含まれます。
501 Not Implemented リクエストされた機能が、サポートの対象外です シンプルなリクエストをお試しいただくか、サポートチケットを開いてください。お客様のユースケースに対応できるようサポート対象を追加いたします

 

自動化、統合、ワークフローのデフォルトオーナーを設定する 

ヒント:このオプションは、SCIM または GraphQL を使用しているアカウントに最適です

 

注:全自動化のオーナーの変更、またはデフォルトオーナーを設定できるのは、管理者のみとなっています。

 

管理者は、その理由に関係なく、無効化されたユーザーから自動化、統合、ワークフローのオーナーシップを自動的に譲渡するフォールバックポリシーを定義できます。その結果、ユーザーのオフボーディングに自動化、統合、ワークフローが影響を受けることはなく、アカウントの自動フローが引き続きスムーズに実行されるようになります。

これらの設定にアクセスするには、アカウントの管理者セクションを開きます:

transfer automations 6.png

 

次に自動化オーナーシップタブを開きます:

transfer automations 8.png

 

このオプションでは、ユーザーが無効化されると、自動化、 統合、ワークフローが自動的にこのデフォルトオーナーに移行されます。これは、アカウントのユーザーが無効化されると適用されます。

transfer automations 2.png

 

アカウント上の有効なユーザーをデフォルトオーナーとして選択できます。ドロップダウンメニューからユーザーを選択し、保存をクリックして選択を適用します:

transfer automations 5.png

 

さらに、ユーザーの無効化プロセス中に、管理者はデフォルトのオーナーシップ移転の設定を変更し、オフボーディングしたユーザーの自動化機能に対し別のターゲットオーナーを選択できます。 これはユーザータブから実行できます。以下のように、ユーザー名の右側にある3点リーダーをクリックし、ユーザーを無効化を選択してください。

transfer automations 4.png

 

ドロップダウンメニューから、新しいオーナーを選択できます。デフォルトオーナーを設定している場合は、monday.com アカウント内でユーザーを手動で無効化するときに、このデフォルトを上書きできます:

transfer automations 9.png

 

よくある質問

SCIM 関連のよくある質問をまとめました。こちらのリンクをクリックして確認してください。

 

 


 

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