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monday dev でスプリント管理

この機能を使用できる人
gray-cloud.svgmonday dev で利用可能

 

ソフトウェアを開発している方なら、イテレーションやスプリントでタスクを割り当てている可能性が高いでしょう。monday devタスク ボードを使うと、ワークフローを効率化し、スプリントを素早く効果的に計画することができます。アクティブなスプリントをシームレスに追跡し、タスクを簡単に割り当て、スプリントのバックログを管理し、すべてをエピックに接続する方法を確認してみましょう。Screenshot 2024-07-08 at 18.55.59 1.png

 

タスクボードの追加方法

このボードは monday dev 製品をインストールした時点で、自動的にアカウントに追加されます。誤って削除してしまった、またはふたつ目のタスクボードを追加したい場合は、いつでも手動で製品に追加することができます。 

左ペインの「+」をクリックして Dev テンプレート を選択したら、スクラムチーム を選択して、タスクボードを含むスクラムチームフォルダ全体を追加します。Group 64 (65).png

 

ボードの基礎知識

monday dev のタスク ボードは、アジャイルソフトウェア開発を念頭に置いて特別に設計されています。ボードのグループは、スプリント名、タイムライン、ゴール、アクティブ表示など、スプリントを構成するタスクを表すようにデザインされています。

 

ボードの設定方法を見てみましょう:

グループ

このボードのグループは各スプリントごとに分類されており、1つのグループは未割り当てのタスクのバックログを表し、もう1つのグループは現在アクティブなスプリントを表しています。

アイテム

ボードのアイテムは、各スプリントを構成する全タスクを表しています。

カラム 

カラムでは、スプリンのデータの報歳を記録することができます。ボードのアイテムは、各スプリントを構成するすべてのタスクを表しています。私たちが追加したカラムには、各タスクにいつ取り組む必要があるか、誰に割り当てるかを決定するための必要な情報を記入できます。

Group 64 (66).png

 

タスクテンプレートに含まれているーカラムをチェック
  • オーナー - ユーザーカラムを使うと、チームは各タスクの担当チームメンバーを割り当てることができます。ユーザーカラムは、担当責任者を明確化し、チームの作業負荷の配分を視覚化し、タスクの過剰割り当てを回避するのに非常に役立ちます。 

  • 推定 SP - この数値カラムを使うと、各タスクにストーリーポイントでどのくらいの時間がかかるかがわかるため、各スプリントにタスクを適切に割り当てることができます。カラムの設定は、日や時間など異なる単位を表示するようにカスタマイズすることができ、グループ内の合計時間や労力を計算するサマリーを追加することができます。 

  • ステータス - ステータスカラムを使うと、ボード上にある一つ一つどのような状態にあるかを把握することができます。他にもステータスカラムをいくつか追加し、優先度、タスクの種類、役割を示すラベルをカスタマイズしました。

  • 実績 SP  - この 数値 カラム は、タスクを完了させるために実際にかかったストーリーポイントを反映させるために、作業中に入力することができます。このデータを推定 SP カラムと比較することで、今後の計画に役立てることができます。 
  • GitHub リンク  - このリンクカラムを使って、GitHub ソースコードをスプリントに接続することができます。
  • 計画外  - 計画外のタスクはすべてここで チェック することで、それらを追跡することができます。 
  • アイテム ID  - この アイテム ID カラム は、各タスクに固有の ID 番号を割り当てます。 
  • エピック  - ここでは、 ロードマップボード の対応するエピックにタスクを つなげる ことで、ズームアウトして全体像を把握することができます。 

 

注:以下のカラムはワークフローにとって重要であるため、削除することはできません:オーナー、ステータス、優先度、タイプ、推定 SP、実績 SP、スプリント、エピック、バグキュー。また、アクティブ表示バーも変更することはできません。

 

新しいスプリントを始める

今後のタスクがすべてボードに入力されると、全体像が見えてきますバックログを確認してタスクをチークメンバーに割り当て、担当開発者や優先度などのパラメーターに基づいてスプリントに整理することができます。

新しいスプリントを作成するには、新規タスクボタンの横にあるドロップダウンアローをクリックして、新規スプリントを選択します:Group 64 (67).png

 

スプリントの定義を促すウィンドウがポップアップ表示されます。名前を決定し、開始および終了の日付を選択し、このスプリントのゴールを全て記録します。完了したら、スプリントを作成 をクリックします。ボードの一番上にグループとして新規スプリントが表示されます。Group 64 (68).png

 

これでチームは、チームはバックログを確認し、このスプリントで取り組むタスクを新しいスプリント グループにドラッグ&ドロップして取得できるようになります。

 

注: 上記の手順に従って新しいスプリントを作成すると、概要を示したすべての情報を含む新しいグループとして、タスクボード に追加されます。自分に関連するタスクは、ボード接続カラムを使用して自動的にリンクされます。 

 

グループのヘッダーの右上隅にある三点リーダーメニューをクリックすると、スプリントに関連するすべての重要な情報が記載されたポップアップカードが表示されます。メニュー > スプリント概要の順でクリックすると、更新が全て表示され、スプリントのアクティビティログ、全ファイルを1か所で確認することができます。download (23).gif

 

スプリントの開始、リセット、完了

スプリントの開始

次のスプリントを開始するには、スプリントのグループヘッダーにある開始をクリックします。現在のスプリントのグループヘッダーでは、スプリントの開始日と終了日のすぐ横に、常に緑色のランプでアクティブの表示があります。download (24).gif

 

スプリントのリセット 

通常より早くスプリントを開始した場合、またはスプリントをリセットしたい場合は、スプリントの右上隅にある三点リーダーメニューを選択して、スプリントをリセットを選びます。スプリントの開始日は、リセットされた時間に自動的に変更されます。Group 64 (69).png

 

スプリントを終了する方法

スプリントを終了するには、以下のセクションのように、完了を選択します。あるいは、ボードにスプリントを表示したくない場合は、スプリントを削除することもできます。以下でその方法を紹介しています。

スプリントを完了

スプリントが終了したら、完了 ボタンを押して「完了したスプリント」としてマークし、アクティブな表示を削除します。

未完了のタスクがある場合は、完了したスプリントに残すか、または別のグループに移すか選択することができます。過去のスプリントではないボード上の任意のグループを選択し、完了をクリックします。 

Devs Complete Sprint.png

 

スプリントを削除する

ボードからスプリントを削除するには、スプリントのヘッダーにある三点リーダーメニューをクリックして、スプリントを削除をクリックします。 

Group 154.png

スプリント内に削除したいタスクが残っている場合は、移動するように指示されます。矢印を使って、タスクボードにある全グループを含む三点リーダーメニューを開きます。グループを選択したらタスクを移動して削除をクリックして続けます。

Group 155.png

 

注:削除できるのは、まだ開始されていないスプリントだけです。処理中または完了したスプリントは削除できません。

 

バーンダウンチャートで作業を監視する

スプリントの進行状況をあらゆる角度からモニターするには、バーンダウンチャートを使うのが効果的だ。バーンダウンチャートを使用すると、作業日数、時間数、ストーリーポイントの合計に基づいて、計画されたものと比較してスプリントの進行状況を追跡できます。

作成するには、アクティブまたは完了したスプリントのステータスバーの横にあるバーンダウン ボタンをクリックします。

Devs Burndown Chart.png

 

アジャイルインサイト

アジャイルインサイトは、アクションスプリントのパフォーマンスに重要な可視性を提供する dev タスクボードのウィジェットセンターで利用可能なチャートが組み込まれたボードビューです。チャートには以下のものが含まれます:

  • ベロシティチャート - このチャートを使えば、スプリントごとに完了した作業を時系列で追跡し、傾向を把握して将来のパフォーマンスを予測することができる。

  • 計画・未計画比較チャート - このチャートを使って、計画されたタスクと計画されていないタスクの仕事の配分を分析し、計画の正確性を評価し、改善すべき領域を特定することができます。

download (43).gif

 

かんばんカードでスプリントの優先順位を決める

monday dev のかんばんビューでは、アクティブスプリントのタスクをステータスごとに分類して見ることができます。かんばんカードを使用すると、すべての段階ですべての作業の概要を簡単に確認できます。このビューでは、「開始準備完了」「進行中」「レビュー待ち」「デプロイ待ち」「完了」のステータス別に分類されたカードにアイテムが表示されます。

kanban (1).png

 

カードをクリックすると、各アイテムの詳細が表示されます。カードをドラッグ&ドロップしてカラム間で簡単に並べ替えることで、ニーズに合わせてカードをカスタマイズできます。 

また、スプリントごとにかんばんビューをフィルタリングすることもできるので、以前のスプリントと現在のスプリントのタスクを1カ所で追跡することができます。kanban.gif

GitHub とのコミュニケーションの統一

GitHub 統合を使用すると、コミュニケーションとデプロイを1か所に統合​​できます。ボードのタスクに基づいて変更をコミットする場合、コミットメッセージのアイテム ID に「#」を追加することができます。 

さらに、統合を使用して、コミットがそのアイテムの更新として表示されるようにします。自動化センターで利用可能な GitHub 統合テンプレートをすべてチェックしましょう。Screenshot 2024-07-09 at 13.12.25 1.png

プリントの自動化

ワークフローに自動化を組み込むと、スプリント管理用に作成した特定の自動化を実装することもできます。スプリント自動化により、スプリントデータを価値あるインサイトに変えることができる。

現時点では、すでに使用できるテンプレートが1つありますが、ワークフローの自動化と簡素化を支援するため、さらに追加できるよう常に取り組んでいます。スプリントの自動化にアクセスするには、以下のようにボードの右上にある三点リーダーメニューをクリックします。 

スプリント自動化をクリックすると、自動センターに移動します。ここでは利用可能なテンプレートが表示され、ワークフローに実装できます。download (27).gif

 

注:スプリントの自動化テンプレートは monday dev テンプレートでのみ利用可能で、他のボードではサポートされません。

 

アイテム作成フォーム

アイテムがより充実し、多くの属性が含まる場合は、カラムごとに入力するのではなく、フォームを使用してアイテムを入力することをお勧めします。アイテム作成フォームを使用すると、新しいアイテムを効率的に追加できます。

アイテム作成フォームを使用するには、画面右側にある三点リーダーメニューをクリックします。設定  >  アイテム作成フォームを有効にするの順でクリックします。Group 64 (74).png

 

有効になったら、フォームを使ってボードにアイテムを追加できるようになります。使用するには、新規タスクを作成して必要に応じてフォームに記入します。Screenshot 2024-09-09 at 11.15.39 1.png

 

またビューにフォームを追加することもできます。画面上部にある「+」記号をクリックして、その他のビューを見る を選択します。「フォーム」で検索して、 ボードで開く Untitled design (63).gifをクリックします。

フォームを無効化するには、 設定に戻って、 アイテム作成フォームを無効にするをクリックします。

 

 

データを別の視点から見る

すでに様々なビューが設定されているため、チームはデータを引き出し、進捗状況を確認し、バックログに可能な限り効率的に取り組むことができます。画面左上にある「+」記号のアイコンをクリックすると、以下のようにすべての表示オプションが表示されます。

Group 64 (70).png

ドロップダウンメニューでボードの表示オプションを参照し、その他の表示を見る をクリックして、さらに多くのオプションを表示します。追加は常に行っているので、新しい表示オプションに注目していてください。

 

利用可能な様々なビューを見る
  • 全スプリント - このメインテーブルビューは、デフォルトビューです。すべてのデータをテーブル形式で表示し、スプリントごとにグループ化します
  • メインテーブル - 1つのグループのタスクの全リストを表示する別のテーブルビュー。
  • かんばん - 前のセクションで説明したように、かんばんビューでは、すべてのタスクが作業ステータスに応じてカードにレイアウトされて表示されます
  • ロードマップトラッカー - ロードマップトラッカーを使用すると、四半期および年間の計画をステークホルダーに伝えることができます。
  • アジャイルインサイト - アジャイルンサイトには、スプリント全体で完了した作業量を追跡するベロシティチャートと、スプリント全体で計画された作業と計画外の作業の両方を追跡できる計画・未計画比較チャートが含まれています。
  • ブランクビュー - ブランクビューは、新鮮なレイアウトに異なるウィジェットを追加することにより、ボードデータを視覚化することができます。

 

 

これで完了です!ワークフローを強化して、スプリントをあっという間に完全制覇するお手伝いができれば幸いです! 

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