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条件付きステータス変更

 

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この機能を使用できる人:
monday CRM のユーザー
エンタープライズアカウントでのみ利用可能

 

当社のチームが時間に押されている際など、重要な詳細が案件の更新から抜け落ちてしまうことがあります。monday CRM に追加された最新の機能では、更新の条件を設定することができ、重要な情報が二度と抜け落ちないようにすることができます!条件付きステータス変更の設定方法については、こちらをお読みください。 

 

条件付きステータス変更のご紹介

新しい条件付きステータス変更機能では、ステータスラベルを変更する際に必須フィールドを適用することができます。つまり、チームのメンバーがステータスカラムを特定のラベルに変更するには、ボードオーナーが設定した一定の条件を満たさなければなりません。例えば、案件を「成立」に変えるには、チームメンバーは「金額」フィールドを埋める必要があります。

 

前提条件

この機能を設定するには、いくつか必須事項があります。

  • エンタープライズアカウントをサブスクライブしていること
  • monday CRM の使用が必須
  • 条件を設定したいボードのオーナーであること

これらの条件が満たされると、特定のステータスラベルの条件を設定することができます。

 

カスタム役割の使い方

この機能の詳細について、例を挙げてご紹介しましょう。

使用事例

こちらの例では、あなたは営業チームのマネージャーであると設定します。部長は、あなたのチームが獲得した案件の業種の内訳を知りたがっています。チームにリマインダーを送信することなくこの情報を収集するには、条件付きステータスを設定します。これにより、チームは「優先度」ステータスを設定する際、案件の「業種」フィールドを入力しなければならなくなります。

設定

始めに、条件付きステータスを設定したいボードに移動します。ステータスカラム上部にある三点リーダーをクリックします。「設定」>「ラベル変更条件の設定」オプションの順で選択します。

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条件を設定する方法がポップアップで表示されます。まず、条件を設定したいステータスラベルを選択し、次にそのステータスが選択されたときに入力させたいフィールドを選択します。
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「必須」ボックスにチェックを入れ、この条件を必須項目に設定します。必須項目には赤いアスタリスクが表示されます。上記では「必須」にチェックが入っています。これは、チームが最初に業界フィールドに入力しない限り、ステータスを「高」の優先度に変更できないことを意味します。
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またひとつのステータスに複数のフィールドを宇活かし、どのフィールドを必須事項にするかを選択することもできます。
ボードに条件を適用にするには、「適用」を選択します。
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「新規ラベル変更条件」を選択して、追加の条件を加えることができます。
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「完了」ボタンを押して条件を保存します。 
これで、チームがステータスを変更すると、プロンプトとしてフォームが表示されます:
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以上です。ほんの数クリックで、チームワークを今以上に効率化させることができるのです。

 

サポートされているカラム

条件付きステータス変更は、ステータスカラムのラベルを変更することによってのみトリガーされます。

以下のカラムはステータス変更の条件としてサポートされています。

  • ステータスカラム
  • ユーザーカラム
  • 日付
  • リンクカラム
  • テキストカラム
  • 長文カラム
  • 数値カラム
  • 「電話」カラム
  • 「電子メール」カラム
  • ドロップダウンカラム

 

注:ステータスラベルを変更する際、ひとつのフィールドが完了している必要があるという条件のみを設定できるということに注意してください。現時点では、この機能では「ステータスカラム A がラベル X に変更された場合、チームメンバーはステータスカラム B もラベル Y に変更する必要がある」といった条件を設定することはできません。これがあなたの望む結果と一致するのであれば、自動化した方が適切なサービスを得られる可能性があります。

 

制限とエラーメッセージ

ステータスカラムのラベルを選択できるユーザーと、ラベルが選択されたときに収集される情報を制御するための制限を設定できます。 

 

ドロップダウンカラム

チームメイトがドロップダウンカラムから選択できるラベルの数を制限するオプションがあります。この制限は、ドロップダウンカラムを条件付きステータス変更に接続した場合に適用されます。

これを設定するには、ドロップダウンカラムメニューを開き、設定 > ドロップダウンカラムのカスタマイズの順で選択します。

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そこから、制限を設定するオプションの左にあるボックスにチェックを入れ、強制したいラベルの数を選択します。

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チームメイトが接続したステータスを選択した場合、設定した制限数によって、選択できるラベルの最大数が決まります。上限に達すると、残りのラベルはグレー表示されます。

この例では、「スタック」を選んだメンバーは、遅れの理由を示すラベルを2つしか選ぶことができませんでした:

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編集権限の制限

特定のユーザーに編集を制限するようにカラムの権限を設定した場合、そのカラムが条件付きステータス変更に接続されても、この制限は引き継がれます。チームメイトが関連するステータスを選択し、接続されたカラムを編集する権限を持っていない場合は、エラーメッセージが表示されます:

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非表示のカラム

カラムの閲覧権限を制限した場合、閲覧権限を持たないメンバーはそのカラムに関連するステータスを選択することができません。ステータスを選択すると、エラーメッセージが表示されます:

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削除したカラム

条件付きステータス変更に関連するカラムが削除されている場合、そのステータスを選択したチームメイトにはエラーメッセージが表示されます:

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あなたの側では、条件付きステータス変更が削除されたカラムを指示していることを確認することができます。

これを確認するには、ステータスカラムの設定を開き、ラベル変更条件の設定を選択します。「使用不可のカラム」の後に、削除されたカラムの一意の ID が表示されます:

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重要な情報

業務を円滑に継続するための安全策がいくつかあります。

  • 自動化バッチアクション、または API コールの結果としてステータスが変更された場合、ステータス変更に設定した条件はスキップされます。
  • ダッシュボードのアイテムのステータスが変更された場合も、条件はスキップされます。
  • 現在この機能は、あなたまたはチームがウェブブラウザから monday.com を使用している場合にのみ機能します。通常、チームが外出する際、monday.com はモバイルで使用されます。作業スピードを低下させたくはありませんので、今のところはモバイルでのこの機能は無効となっています。

その他の留意点:

  • 条件フィールドにすでに値がある場合、チームメイトがステータスを変更すると、その値がフォームに表示されます。それにより、データを再入力する必要がなくなります。

 

monday CRM の新しい機能強化をお楽しみいただけると幸いです。今後、この機能の追加や変更を希望される場合は、ぜひご連絡ください。皆さんのご意見をお待ちしております。

 

ご不明な点がございましたら、こちらから担当チームにお問い合わせください。24時間年中無休でお答え致します。