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特集
ボード上の特定のアイテムの閲覧者を管理したい場合、あるタスク・プロジェクトに割り当てられている人だけに、アイテムの閲覧を制限したい場合はありませんか? 新機能のアイテム閲覧権限では、ボードオーナーが、ボードにアクセスする全てのユーザーがボード上の全アイテムを閲覧できるようにする、または、ユーザーが自分に割り当てられたアイテムのみを閲覧できるようにするかを決定することができます。
これにより、機密データへのアクセスを危険にさらすことなく、新たな管理階層を設け、ひとつの空間での共同作業を実現します。🙌
注: アイテム閲覧権限はエンタープライズプランでのみ利用可能であり、ボードオーナーのみが利用できます。
アイテム閲覧権限を設定するには、ボードの右上の3点メニューに移動し、「ボードのアクセス権」を選択します。
そこから、「閲覧権限」セクションで閲覧制限を設定するオプションを見つけられます。具体的には、以下のような権限をご提供しています。
- すべてを表示: これは初期設定のオプションで、ボードにアクセスできる誰もが、ボード上のすべてのアイテムを閲覧することができます。
- 割り当てられたアイテムを任意のカラムで表示:これにより、ユーザーはこのボードのユーザーカラムのいずれかに割り当てられたアイテムのみを閲覧できるようになります。また、アイテム作成者は作成したすべてのアイテムを、またボードオーナーはボード上のすべてのアイテムを閲覧することができます。
注: アイテム閲覧権限が有効になっているボードでサブアイテムが使用される場合、親アイテムに割り当てられたユーザーのみ、サブアイテムに割り当てることができます。また、親アイテムを閲覧できる人は、そのすべての子アイテムを閲覧することができます。
閲覧権限と編集権限の両方が有効な場合はどうなるのか?
閲覧権限と編集権限の両方を有効にした場合、ボードの権限はどうなるのか疑問に思いませんか?同じボードに閲覧権限と編集権限の両方を設定した場合(「すべてを編集」または「すべてを表示」設定を除く)、以下の3つのオプションのうちいずれかを選択することになります。
- アイテム閲覧権限+コンテンツ編集権限:この両方の権限を有効にすると、誰もが自分に割り当てられたアイテムを閲覧、編集 することができます。アイテムに割り当てられたボードオーナー以外の人は、ボードの構造を変更することはできません(グループやカラムの名称変更、ボード構造の並べ替えなど)。
- アイテムの閲覧権限+ユーザーカラムで割り当てられた行の編集権限:これらの権限を設定すると、誰もが自分に割り当てられたアイテムしか閲覧・編集できなくなります。
- アイテム閲覧権限+書き込みアップデートのみ:最後に、この2つの権限により、誰もが自分に割り当てられたアイテムを閲覧できるようになりますが、これらのアイテムにアップデートを追加することのみが可能で、その内容を編集することはできなくなります。
ボードの権限と同様に、ボードオーナーはボード上のすべてのものを閲覧、編集することができ、これらの制限は適用されません。
ヒント: また、ボード上部の錠前のアイコンをクリックし、「権限設定を見る」をクリックすることで、ボードに設定されている特定の権限を確認することができます。
制限事項
この機能をボードで有効にした場合、いくつかの重要な制限事項があります。
- 以下を実行できるのはボードオーナー のみ
- アイテムの閲覧権限が設定されているブロードキャストボード は、空の状態で表示される
- アイテム閲覧権限を有効にしたボードでは、アイテムカード以外の一部のアイテム閲覧アプリが動作しないことがある
- アイテム閲覧権限を備えたボードからカラムをミラーリングすることでボードオーナーのみがカラムを閲覧でき、他の人には表示されない
- API - アイテムの名称をもとにデータを取得する GraphQL クエリ「Item By Name」には対応していない
ご不明な点がございましたら、こちらから担当チームにお問い合わせください。24時間年中無休でお答え致します。
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