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monday.com の権限

 

 

monday.com では、データの閲覧や編集を、必要な人だけに制限する権限を、お客様自身に委ねたいと考えています。そのため、数種類の権限を設けて、カスタマイズいただけるようにしています。具体的には以下の通りです。

  • ボードの権限(種類・制限あり)
  • カラムの権限
  • ダッシュボードのアクセス権(種類・制限あり)
  • ワークスペースの権限(種類・制限あり)
  • アカウントの権限

この記事では、monday.com の制限機能を一挙にまとめてご紹介します。ぜひご一読ください。🙌

 

ボードの権限と制限

ボードレベルでは、ボードの種類によって、自分のアカウントで誰が閲覧できるかを制限することができ、ボードの権限によって、他のユーザーがボード自体を閲覧・編集する権利を決定することができます。この2つの選択肢について、以下で学んでいきましょう。

 

ボードの種類

monday.com ではメインボード、共有ボード、プライベートボードの3種類のボードをご用意しています。いずれも同じような構造を持ちながら、その違いはアクセサビリティの度合いにあります。

各種ボードを確認する
  • メインボードは、ご自身のアカウント内のチームメンバーであれば誰でも閲覧することができます。作成したメインボードは、自動的にチームメンバー全員に表示され、アクセス可能となります。 
  • 共有ボードは、クライアント、インターン、フリーランサーなど、組織外のユーザーとボードを共有したい場合に使用します。これらの人々をアカウント内でゲストとして招待できます。このボードに招待した人だけがアクセスできます。
  • プライベートボードは、ボードの作成者と、このボードに招待した特定のユーザーしか閲覧できません。プライベートボードは社内専用です。そのため、ゲストを招待することはできず、チームメンバーのみを招待できます。

 

注:共有ボードはスタンダードプラン以上、プライベートボードはプロプラン以上で利用可能です。

 

ボードのアクセス権と制限

各ボードでは、ボードオーナーは、他のボードメンバーがどの情報を変更・閲覧できるかを制御することができます。ボードの権限は、ボードの右上にある3点メニューをクリックし、「ボードの権限」を選択すると見つかります。

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ボードの権限には、2つのカテゴリー(閲覧権限と編集権限)に分かれた6つの 設定オプションがあります。「閲覧権限」の設定では、ボード上で誰が何を閲覧できるかを調整し、「編集権限」の設定では、ボード上で誰が何を編集できるかを調整することができます。

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ボードの権限についての詳細は、こちらの記事をご確認ください。

 

カラムの権限

カラムの権限を使用すると、ボードオーナーは、ボード上の他の人がどのカラムを閲覧・編集できるかを制御するオプションが与えられます。特に、一部のユーザーに見られたくない、または変更されたくない機密情報がある場合に便利です。

カラムの権限を確認するには、カラムタイトルの右にある3点メニュー、次に「設定」をクリックし、カラムの編集・閲覧のいずれかの制限を選択します。

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カラムの制限を使用して、以下の設定が可能です。

  • カラム編集の制限:この権限により、カラムの編集能力をボードオーナーや特定の人だけに制限することができます。
  • カラム閲覧の制限:この権限により、ボード上のカラムの閲覧を、ボードオーナーや特定の人に制限することができます。他の全ユーザーには、この制限されたカラムは一切表示されません。
注:  カラムの権限は、プロプランとエンタープライズプランでのみ利用可能です。

 

ダッシュボードの権限

ボードレベル以上の権限として、ダッシュボードの権限や制限は、ダッシュボードレベルで閲覧・変更可能な情報をダッシュボードオーナーが制御できるようにするものです。ダッシュボードの制限をカスタマイズするには、2つの方法があります。

  • ダッシュボードの種類の設定
  • ダッシュボードオーナーの管理

両方のオプションについて見ていきましょう。

 

ダッシュボードの種類

ボードと異なり、当社が提供するダッシュボードは、メインとプライベートの2種類のみです。メインダッシュボードは、ボードと同様、 アカウント内の全チームメンバーが閲覧・操作可能である一方、プライベートダッシュボードは、ダッシュボードのオーナーが設定したメンバーのみが閲覧可能です。

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この権限は、ダッシュボードの作成時に設定するか、既存のダッシュボードの右上にある3点メニューからダッシュボードの種類を変更することで設定できます。

 

ダッシュボードのオーナーシップ

ダッシュボードの編集を制限する場合、ダッシュボードオーナーだけがダッシュボードとその中のアプリやウィジェットを編集することができます。ダッシュボードのオーナーを特定するには、ダッシュボードの上部にある青い「共有」ボタンを選択し、「フォロワーとゲスト」を押してください。

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初期設定では、ボードの作成者は自動的にダッシュボードのオーナーになります(名前の横に青い王冠が表示されます)。オーナーを追加するには、ダッシュボードのオーナーがフォロワーの名前の横にあるグレーの王冠のアイコンをクリックして青にすると、その人がオーナーになり、ダッシュボードを編集できるようになります。

 

注: この後の2つのセクション(ワークスペースとアカウントの権限)は、エンタープライズアカウントにのみ該当するものです。

 

ワークスペースの権限

ワークスペースについては、エンタープライズプランでは、ワークスペース内のコンテンツの閲覧者を制限したり、ワークスペース内のどのメンバーがどのようなアクションを実行できるかを設定したりすることが可能です。 

 

ワークスペースの種類

エンタープライズアカウントには、公開と非公開の2種類のワークスペースが用意されています。チームメンバーなら誰でも、公開ワークスペースに自由に参加することができます。 一方、非公開ワークスペースはプライベートで、作成者のみがアクセスできます。チームメンバーは、招待、または参加申請によって参加することができます。

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ここで気になるのが、「ワークスペース内のどのボードにチームメンバーがアクセスできるのか」という点ではないでしょうか。これはぜひとも押さえておきたい質問ですね。

ワークスペースにアクセスできるユーザーは、ワークスペース内のすべてのメインボードにアクセスでき、招待された特定の共有・プライベートボードにのみアクセスすることができます。このため、非公開ワークスペースにアクセスできないユーザーは、その中のボードがメインボードであるかどうかに関係なく、ボードにアクセスすることができません。 非公開ワークスペースからボードをフォローしている場合、チームメンバーはそのボードにのみアクセスでき、ワークスペース内の他のボードを見ることはできません。

 

ワークスペースの権限

ワークスペースの権限では、ワークスペースのオーナーが、新規ボードの作成、自動化の設定、ダッシュボードの作成など、ワークスペース内で特定のアクションを実行できるユーザーを設定できます(ユーザーのワークスペース役割に基づくもの)。

ワークスペースの権限を確認するには、ワークスペースのメインページをクリックし、下図のように「権限」タブを選択します。

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アカウントの権限

アカウントの権限を設定して、誰が何をできるかをアカウントレベルで管理できます。このアクセス権によって、アカウントの管理者は、誰が特定の機能を使用できるかを簡単に管理することができます。

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これで一件落着です。monday.com の権限をボードレベルからダッシュボード、ワークスペース、そしてアカウントレベルまで理解するために必要なツールをこの記事でお伝えできたかと思います。🌟

 

 


 

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