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Salesforce の統合

 

この機能を使用できる人:
この統合はエンターテイメントプランでのみ利用可能です。
この統合を設定するには、Salesforce のサブスクリプションがエンタープライズまたは無制限である必要があります
Salesforce はエッセンシャルまたはプロフェッショナルプランでは統合をサポートしていません。

 

 

Salesforce は、リードを追跡し、販売プロセスを最初から最後まで管理するのに便利な販売プロセスの管理ツールです。

Salesforce との統合により貴重なリード情報を直接 monday.com に組み込めるようになるので、顧客関係管理のプロセスが合理化されます。🎉

 

統合を設定する前に  

統合を初めて設定すると、次のメッセージが表示されます:Screenshot 2024-11-05 at 16.17.56 1.png

 

この統合を作成して使用する前に、Salesforce アカウントにパッケージをインストールしなければなりません。統合パッケージのサインアップページを開く

このパッケージをインストールできるのは「API 有効化」の権限を持つSalesforce のチームメンバーのみです。これは大抵システム管理者になります。

パッケージが正常にインストールされると、「API 有効化」の権限を持つ Salesforce チームメンバーであれば誰でも、monday.com ボードとの統合を作成できるようになります。この権限については、システム管理者にお問い合わせください。

ヒント:Salesforce 組織が Sandbox 組織の場合は、チェックボックスをオンにして、 ここの URL に「.sandbox」を含めてください

 

Salesforce 統合の追加

Salesforce 統合を追加するには、選択したボードに移動して画面右上隅にある統合ボタンをクリックし、 Salesforceを検索するか、Salesforce 統合バナーをクリックします。Group 64 - 2024-11-05T162121.454.png

 

統合バナーをクリックすると、monday.com と Salesforce の統合に使用できるテンプレートが表示されます。Screenshot 2024-11-05 at 16.22.00 1.png

 

注: ふたつ目の統合テンプレートでは、設定した条件はアイテムが最初に作成されたときにのみ適用されます。アイテムが作成されると、アイテムは、テンプレートの条件に関係なく、今後行われる変更を全て同期します。

 

統合テンプレートをクリックすると、Salesforce サブドメインを入力するよう求められます:Group 64 - 2024-11-05T162738.650.png

 

アカウントのサブドメインが良く分からない場合は、Salesforce ホームページの右上隅にあるアカウントタブで見つけることができます:Group 64 - 2024-11-20T120144.179.png

 

上記の例では、サブドメインは「monday-dev-ed」となっています。 サブドメインを入力したら、接続をクリックし、アクセスを許可します:

3_1.png

 

統合テンプレートのカスタマイズ

それでは統合を設定しましょう!この統合の仕組みをよく理解するために、こちらのテンプレートを使用した例を見てきましょう:

オブジェクトがこれらの条件を満たす場合、アイテムを作成し、今後行われる変更をすべて Salesforce から同期します。 

この統合テンプレートを設定するには、まず同期するオブジェクトを選択します。こちらの例ではリードを使用します。Screenshot 2024-11-20 at 14.13.57 1.png

注:オブジェクトの下にカスタムエンティティが表示されますが、カスタムオブジェクトを同期するには最大3分かかります。アイテムをマッピングするときにカスタムフィールドを同期することもできます。

 

条件の下で、ボードにフィルター処理する内容を選択します。この場合、姓が「Smith」のリードを絞り込んでいます。Screenshot 2024-11-20 at 14.22.09 1.png

 

複数の条件を追加できますが、「or」ではなく「and」の条件になります。これは統合がこれらの条件をすべて読み取り、すべての条件に一致するアイテムのみを取得することを意味します。現時点では「and」でのみ複数の条件を設定できます。

 

アイテムから各フィールドをクリックすると、リードが同期されたときに各カラムにマッピングされるデータの種類を選択できます:Screenshot 2024-11-20 at 14.24.13 1.png

注:各カラムにマッピングされるデータを選択すると、Salesforce インテグレーションカラムが自動的に追加されます。このカラムの目的は、両方のアプリのパラメーター間の接続を維持することです。
 

テンプレートの仕組み

これで、Salesforce で新しいリードが作成されたときに...

New_Lead.gif

 

アイテムが monday.com ボードに作成されます。

双方向同期の作成

データが monday.com から Salesforce にプッシュされ、Salesforce から monday.com にプルされると、双方向の同期が発生します。これにより、データが両方のプラットフォームで一致し、最新の状態が維持されます。

双方向同期を作成するには、前回の例で使用したテンプレートに加えて、ふたつ目のテンプレートを設定する必要があります:

アイテムが作成またはアップデートされたら、こちらのフィールドを使用した、こちらのタイプのオブジェクトを作成し、今後行われる変更を全てこちらのボードから同期します。

まず、同期するオブジェクトを選択します。こちらの例でもリードを使用します。Screenshot 2024-11-20 at 14.35.04 1.pngオブジェクトを選択したら、これらのフィールドを選択してマッピングを開始します。このテンプレートでマッピングする場合、左側のフィールドは monday.com のカラム名ではなく、Salesforce のデータフィールドになります。

ここでは、monday.com のカラムを Salesforce にマッピングしています。これは、この記事で以前に説明した設定とは逆になります。Group 64 - 2024-11-20T144236.695.png

 

マッピングが終了したら完了ボタンをクリックします。これで双方向同期が利用可能になります!

 

: Salesforce には、オブジェクトに必要な特定のフィールドタイプがあります。このテンプレートが機能するには、Salesforce で必要とされる選択したオブジェクトのフィールドが monday.com 統合でマッピングされている必要があります。これらの必須フィールドが空白のままの場合、統合は機能せず、これを示すエラーメッセージは表示されません。 Salesforce 管理者は、Salesforce 内で必須フィールドを設定できます。 
 

サポートされているオブジェクトとフィールド

  • オブジェクト

サポートされている標準オブジェクトは、Campaign、Account、Case、Lead、Opportunity、Contact、Orders、Users です。

また、カスタムオブジェクトもサポートされます。ただし、 標準オブジェクトは Salesforce でレコードが変更された直後に同期されますが、カスタムオブジェクトは同期に最大3分かかる場合があります。

SFDC の最新の monday パッケージ(バージョン1.18)は「Order」オブジェクトをサポートしておらず、旧バージョン(バージョン 1.16)のみをサポートしています。旧パッケージをインストールするには、以下のリンク をご利用ください。

 

注:以前にこの統合を使用したことがあり、今回はOrdersまたはUsersに取り組みたい場合は、パッケージを更新しなければなりません。テンプレートを設定しているときには、ウィンドウの下部にパッケージを更新するためのリンクを含む注記が表示されます。

 

Group 64 - 2024-11-20T144518.604.png

 

  • フィールド

monday.com は、すべての標準フィールドとカスタムフィールドをサポートしています。 

Salesforce から monday.com へのマッピングでサポートされるフィールドは、カスタムフィールド、id、boolean、string、picklist、multipicklist、textarea、double、address、phone、email、URL (テキストフィールドのみでリンクリールどは除く)、currency、int、date、datetime です。

さらに、monday.com から Salesforce へのマッピング時にサポートされるフィールドは、カスタムフィールド、boolean, string, picklist, multipicklist, textarea, double, address, phone, email, URL (テキストフィールドのみでリンクフィールドは除く)、currency、int、date、datetime、percent です。

マッピングでサポートされている SFDC フィールドは全て、ルックアップ、 multipicklist、その他データフィールド除き、条件としてサポートされています。

 

注: Salesforce でフィールドタイプの編集が制限されている場合、統合からそのフィールドタイプを更新しようとすると、インテグレーションは機能しません。 

 

接続が無効になっているのはなぜですか?

Salesforce アカウントへの接続が無効になったという通知を受け取り、その理由がわからないことがあるかもしれません。このエラーは、Salesforce アカウントで何かが変更された場合に発生します。これは、セキュリティの変更 (パスワードなど) や、管理者がアカウントに変更を加えて一部のサードパーティアプリの接続許可が取り消されたので発生する場合があります。

解決するには、再接続してインテグレーションを再度有効にしてください。これを行うには、インテグレーションの設定と Salesforce アカウントの接続のために最初に実行した手順に従ってください。なお、接続が繰り返し無効化され、お客様が Salesforce アカウントの管理者ではない場合は、Salesforce 管理者にお問い合せください。

インテグレーションの制限

Salesforce には接続の制限があります。各オブジェクトタイプに対して許可されるのは、情報を取り込む 90 テンプレート未満のみです。オブジェクトはリードやアカウントなどです。ただし、カスタムエンティティに制限はありません。

Salesforce で制限に達すると、新しい統合テンプレートを作成できなくなります。別のテンプレートを設定しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます:

「Salesforce インテグレーションの上限 (90) に達しました。新しいインテグレーションを作成する前に、未使用のものを削除してください。」

この問題を修正するには、統合テンプレートが設定されているボードを見つけて、ボードから統合テンプレートの一部を削除しなければなりません。これらのボードを見つけるには、次の手順に従ってください。

 

まずはボードの右上隅にある統合ボタンをクリックします:Group 64 - 2024-11-20T144746.941.png

 

自動化センターに移動したら、Salesforce 統合テンプレートの右上隅にある三点リーダーをクリックします。接続したアカウントの横にある自動化を編集 をクリックします:Group 64 - 2024-11-20T145102.159.png

 

接続されたアカウントの横にあるゴミ箱アイコンをクリックします。Group 64 - 2024-11-20T143139.783.png

ゴミ箱アイコンをクリックすると、接続されたアカウントが使用されているボードを一覧表示するポップアップウィンドウが表示されます:Screenshot 2024-11-20 at 14.32.40 1.png

問題を解決するためにアカウントの削除をクリックする必要はありません。これらの手順に従うとポップアップウィンドウに情報を表示できますが、接続を切断する必要はありません。

この問題を解決するには、このポップアップウィンドウで、統合テンプレートが設定されているボードの名前を確認します。ただし、名前をクリックしてボードを表示することはできません。

ここから関連するボードを確認して、メニューまたはクイック検索を使用してそれらに移動できます。各ボードで、不要なテンプレートを削除します。その後、新しいものを作成できるようになります。

 

さらなるサポート

カスタムインテグレーションの作成に関するサポートを必要とされる場合は、monday.com 認定パートナーと提携した有料サポートもご利用いただけます。ご関心をお持ちの場合は、 このフォーム に記入していただければ、担当者がご連絡いたします。 

 

ご不明な点がございましたら、こちらから担当チームにお問い合わせください。24時間年中無休でお答え致します。