期日が互いに依存している複数のアイテムがボードにありますか?1つのアイテムが完了するまで他のアイテムを開始できなかったことはありませんか?このような状況では依存関係の使用をおすすめします。依存関係を使うと相互に依存しているアイテム間に必要なつながりが生まれ、プロジェクトをより効率的に管理できるようになります。
依存関係カラムを追加する
依存関係を利用し始めるには、まず依存関係カラムをボードに追加する必要があります。依存関係カラムを使用すると、ボード上でアイテム間の依存関係を定義できます。
最後のカラムの右側にある「+」アイコンをクリックしてカラムを追加し「その他のカラム」を選択します。以下のようにカラムセンターで依存関係を検索して「ボードに追加」をクリックします。
注:ボードごとに追加できる依存関係カラムは1つだけです。
依存関係の設定
依存関係カラムを追加すると、依存関係が機能するモードとアイテムが依存する時間カラムを選択できるウィンドウがすぐに表示されます。
依存関係モードの設定では、[柔軟]、[厳密]、または [アクションなし] のいずれかを選択できます。
- 柔軟:別のアイテムに依存しているさまざまなアイテムの日付が重複しないようにします
- 厳密:あるアイテムで変更された時間が正確に反映されるように、このアイテムが依存するアイテムの日付が調整されます
- アクションなし: アイテムは自動的に変化せず、依存関係の衝突があっても、変更されることなく依存関係のみが表示されます。
ここで選択した依存関係モードは、依存しているアイテムに変更が加えられたときの、アイテムが自動的に移動する方法に影響します。
同じウィンドウで、アイテムが依存する時間カラムを選択するように指示されます。次のような任意の時間カラムを接続できます。
ボードに複数の時間カラムがある場合は、ドロップダウンメニューからそのうちの1つを選択できます。カラムの選択が完了したら、[保存] をクリックします。
アイテム間の依存関係を定義する
依存関係の設定を行ったら、次はどのアイテムが他のアイテムに依存するかを定義します。これは、依存するアイテムに変更が加えられたとき、アイテムがどのように変化するかをコントロールできるように設定するために重要です
これを行うには、まず依存関係のカラムのセルをクリックします。ドロップダウンメニューが開き、ボードの項目を選択することができます。
この例では、ボード上のすべてのアイテムがその上のアイテムに依存するようにしました。たとえば、「市場調査を行う」というアイテムは、その上の「新しいロゴでリブランディング・キャンペーンを行う」というアイテムに依存していることがわかります。
依存関係カラムで依存アイテムを設定した後は、日付カラムまたはタイムラインカラムは自動入力されないことにご留意ください。依存関係を機能させるには、各アイテムの日付カラムまたはタイムラインカラムに入力してください。
すべての日付が設定されたら、その日の依存関係日を変更した場合にのみ、設定した依存関係モードに応じて自動的に変更された日付が表示されます。
注:グループを複製する場合、依存関係は引き継がれません。さらに、クロスボード依存関係を設定することはできません。
機能を見てみましょう!
依存関係の設定を選択し、アイテム間の関係を設定した後、依存関係がどのように機能するのかを見てみましょう。
ボードの関連する日付またはタイムラインのカラムを変更すると、依存アイテムの日付は設定された依存モードに従って変化するようになりました。これだけでなく、ガントやタイムラインビューでアイテムをドラッグすると、すべてのアイテムが依存しているものに応じて動く様子を実際に見ることができます。🙌
利用可能な依存関係モード
依存関係の仕組みをカスタマイズする場合、次の3つのモードが利用できます。
- 柔軟:別のアイテムに依存しているアイテムの日付の間に重複がないようにします。つまり、アイテムの日付を変更しても依存アイテムの日付に重複がない場合、依存アイテムの日付以内での変更は加えられません。ただし、アイテムの日付を変更し、依存アイテムの日付に重複がある場合、重複がなくなるようにその依存アイテムの日付は調整されます。
- 厳密:プロジェクトのスケジューリングに依存関係を使用することで、プロジェクトのタイムラインを最適化することができます(あらかじめ設定されたギャップ、またはギャップなし)。ここで、アイテムの日付を変更すると、依存アイテムの日付も自動的に同じように変更されます。
- [アクションなし] モード:ボード上のアイテムは、設定した依存関係に従って自動的に変化しません。アイテムでは依存関係のみが (依存関係カラムの接続とガントウィジェットの矢印により) 視覚的に表示され、一部のアイテム間で依存関係の衝突があったとしても、アイテムの日付が変更されることなく行われます。
依存関係を使用して週末をスキップする
週末をスキップするには、まず [管理者] の設定でこれを行う必要があります。これを行うには、画面の左下隅にあるプロフィール写真に移動し、[管理者] をクリックします。管理セクション内で、[一般] の見出しの下にある [アカウント] タブをクリックします。[タイムラインの週末] に [週末を非表示] のオプションが表示されます。
依存関係のタイプの把握
アイテム間の関係を設定するときに、個々の関係の依存関係の種類を選択できるようになります。依存関係には、終了から開始、開始から開始、終了から終了、開始から終了の4つのタイプがあります。
各タイプの詳細については、続きをお読みください。
- 終了から開始:タスク A が終了して初めて、タスク B を開始することができます。これは、最も一般的に使用される依存関係タイプです。
- 開始から開始: タスク A を開始すると、タスク B も開始することができます
- 終了から終了: タスク A が終了すると、タスク B も終了します。
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開始から終了: タスク A が開始されると、タスク B は終了することができます。
リードとラグ
厳密なタイムラインでプロジェクトを管理する場合、プロジェクトのステップ間で一定の日数の待機が必要になる、または、注意が必要なさまざまなフェーズで一部の重複が発生することが予測できる場合があります。そのため、厳密な依存関係タイプを使用する場合、「リードとラグ」機能を利用することで、依存関係カラムからプロジェクトプランに必要な遅延や時間を節約する機会を定義することができます!
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ラグ:依存するアイテムと依存されるアイテムとの間の遅延。つまりプロジェクトの次のステップを開始するまでに経過する必要がある一定の時間です。
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例えば、1層目のペンキを塗ってから2層目のペンキを塗るまで、2日間待つ必要があるといった具合です。
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ラグを追加するには、ボード上の依存関係の欄にあるアイテムをクリックし、好きな数字を追加します。ここでの、正の数値はラグを示します。
タイムラインやガントチャートでラグを見る場合、これは以下のように依存アイテム間のギャップを示します。
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リード:依存するアイテムと依存されるアイテムの間の重複。つまり、あるステップがその前のステップと並行して開始できる一定の時間のことを指します。
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例えば、monday.comでは、機能開発に着手してから機能デザインを終えるまで、2日間重なる期間があります。
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リードを追加するには、ボード上の依存関係の欄にあるアイテムをクリックし、好きな数字を追加します。ここでの、負の数値はラグを示します。
タイムラインやガントチャートでリードを見る場合、これは以下のように依存アイテム間の重複を示します。
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