ボードが大量の情報であふれている場合も、ボードフィルターを使用すれば必要な情報を簡単に絞り込むことができます(画面を延々とスクロールして情報を見つけるのは至難の業ですよね!)。ボードフィルターを使用してボードの操作時間を節約することで、ディスカッションの結論をはやく出したり、重要なタスクに集中したりと業務の効率が高まります。🙌
ボードフィルタリングのオプション
検索バー、ユーザーフィルター、クイックフィルター、または高度なフィルターオプションを使用してボードからの情報をフィルタリングしたり、カスタマイズされたフィルタリングルールを作成することができます。各オプションの詳細については、下記でご説明しています。⬇️
検索バー
検索バーは、ボードフィルターの中でも最も直感的に利用できるオプションです。検索バーはボードの左上にあります。
検索バーを使用すると、ボード内で検索が実行されるカラムと値をカスタマイズできます。これを行うには、検索バーをクリックし、検索バーの右側にある「検索オプション」ボタンを選択し、検索を適用するカラムをオンまたはオフにします。
例として、上の GIF では、検索から「優先度」、「ステータス」、「概要」の列を追加しました。つまり、日付 (たとえば、10月) など、これら以外のカラムにある値を検索しても、検索結果は表示されません。
検索の結果が得られない場合は、以下に示すように「検索オプション」をクリックして、選択したカラムを調整することで、簡単に検索バーの設定に戻ることができます。
ユーザーフィルター
自分のタスクやチームメイトのタスクは、人物アイコンをクリックすることでフィルタリングすることができます。ここから、フィルタリングしたい人を選択すると、その人に割り当てられたタスクがボードに表示されます。
クイックフィルター
クイックフィルターを作成するには、ボードの左上にある「フィルター」アイコンをクリックします。推奨クリックフィルターのリストが表示されます。適切なクリックフィルターをクリックして、独自の条件を設定しなくてもフィルタリングすることができます。
例えば、Noy に割り当てられた優先度の高いすべてのタスクを表示するとします。これら2つの値をクリックすると、この基準に一致する関連アイテムのみが表示されます!
以前に適用したフィルターは、ここの「最近のフィルター」で確認できるので、次回から簡単にアクセスできます。🙌
高度なフィルター
カスタマイズされたルールを作成してボードをフィルタリングしませんか?新しい高度なフィルタリングオプションを使用して、ルールのカスタマイズを行うことができます。「フィルター」アイコンをクリックするとクイックフィルターが開きますが、「フィルター」アイコンの右側にある下向き矢印をクリックすると、高度なフィルターを開くことができます。
または、「クイックフィルター」ポップアップウィンドウの下部にある「高度なフィルターに切り替える」をクリックして、高度なフィルターにアクセスすることもできます。
次に、フィルタリングするカラム、条件、値を選択します。ドロップダウンは、選択された特定の条件と値に基づいてフィルタリング結果を提供します。
フィルターパラメーターの下にある「新規グループ」ボタンをクリックすると、「And 」または「Or 」の拡張子でフィルターに新しい条件を追加することができます。新規グループを追加すると、カラム条件、フィルターのバリューを選択してフィルターをカスタマイズすることができます。
2つの日付の間のアイテムを表示するようにボードをフィルタリングしたい場合、フィルタリングオプションは、日付に特定の時間が付加されているかどうかによって異なります。日付に特定の時間が含まれていない場合、終了日のタイムフレーム内のアイテムが含まれます。
ただし、日付に時刻が関連付けられている場合、フィルターは午前12:00までフィルタリングするので、終了日まで、そして終了日を除くアイテムを引き出します。この例では、翌日を終了日として選択します。以下が例です:
複数条件でフィルタリングする
複数の異なる条件でボードをフィルタリングするには、フィルター画面の左下にある「新しいフィルターの追加」ボタンをクリックしてください。次に、上記のステップをもう一度実行して、フィルタリングするカラム、条件、表示したい値と表示したくない値を選択します。
サブアイテムを絞り込む
ボードのアイテムだけでなく、サブアイテムも絞り込めます。サブアイテムは個別のエンティティではなく親アイテムのプロパティと見なされるため、異なるフィルターのオプションが用意されています。これにより、サブアイテムをどのように利用するかに関係なく、テーブルビューでワークフローを補完するフィルタリング方法を見つけることができます。
カスタム役割の使い方
ボードでサブアイテムをどのように使用しているかに応じて、サブアイテムを絞り込むときに異なる設定を使用しなければなりません。たとえば、サブアイテムを親アイテムに属するサブタスクとして扱う場合、親アイテムのみを絞り込むか、サブアイテムカラムのみで絞り込むこともできます。たとえば、サブアイテムをスタンドアロンのタスクとして扱う場合、サブアイテムと親アイテムの両方を同時に絞り込むことができます。これで何ができるか見てみましょう。
- 親カラムで絞り込む
親アイテムに属するカラムで絞り込むと、サブアイテムが基準に適合するかどうかに関係なく、絞り込まれた結果にはそのすべてのサブアイテムを含む基準に適合するすべての親アイテムが表示されます。 たとえば、親のステータスカラムが [作業中] である場合に絞り込むと、そのラベルが付いたすべての親アイテムと、 [作業中] というラベルが付いていない他のステータスを持つアイテムを含むそのすべてのサブアイテムが表示されます。
- サブアイテムカラムで絞り込む
サブアイテムカラムで絞り込むと、絞り込んだ結果には基準を満たすすべてのサブアイテムとその親アイテムが表示されます。たとえば、サブアイテムのステータスカラムが [完了] である場合に絞り込むと、そのラベルが付いたすべてのサブアイテムが親アイテムとともに表示されます。他のラベルが付いているサブアイテムは表示されません。
- サブアイテムカラムと親カラムで絞り込む
親カラムに1つ以上のフィルターを適用するだけでなく、サブアイテムカラムにも1つ以上のフィルターを適用することで、サブアイテムカラムと親カラムの両方で同時に絞り込めます。
この場合、フィルターの条件に注意をすることがとても重要となります。親アイテムと子アイテムに対して2つのフィルターを別々に作成する場合、[AND] または [OR] を選択すると、フィルターの結果が変わります。[AND] と [OR] の両方を使用してフィルターに条件を作成することはできません。フィルターのセットごとに1つを選択する必要があります。
動的な「パーソナルビュー」を実現する
チームメンバー全員が自分に割り当てられたタスクを簡単に確認できるよう、フィルタリングされた個人用ビューを作成したいと思ったことはありませんか?しかし、チームのメンバーごとにフィルタリングされたビューを個別に作成するのは避けたいという場合もあるでしょう。そんなとき、この機能をご活用ください!ユーザーカラムのフィルタリング時、「動的」オプションを使用して、ボードに割り当てられたユーザー ごとに、フィルタリングされた個人用ビューを簡単に作成できます!
このフィルタリングオプションは、ボードを閲覧している特定のユーザーに応じて機能します。たとえば、Noyがこのフィルターを使用してボードを閲覧している場合、Noyには自分に割り当てられたアイテムのみが表示されます。一方、Cassandraがこのフィルターを使用してボードを閲覧している場合、Cassandraには自分に割り当てられたアイテムのみがある別のビューが表示されます!
この機能を利用すれば10人のチームに対して10種類の個別のビューを作成する必要がなくなります。代わりにすべてのメンバーが1つの同じビューを使用するため、時間を節約でき、ボードの整理にも役立ちます。🙌
素早くアクセスできるようフィルターを保存する
フィルタリングの条件を選択したら、次回からは素早くアクセスできるように、フィルターを保存してください。右上の隅にある「新しいビューとして保存」ボタンをクリックし、保存したビューに任意の名前を付けます。これで操作は完了です!
条件について理解する
高度なフィルターには多くの条件オプションがあります。今後、さらに多くのオプションを追加する予定です。以下のキーを参考にして、最も一般的に使用されるカラムに対して各オプションがどのように作用するかを理解しましょう。カラムの種類ごとに異なるオプションが割り当てられます。
ボードからカラムを非表示にする
ボードにフィルターを追加する機能に加えて、カラムを非表示にする機能もあります。これにより、必要なものを一目で確認できます。使い方については、こちらの記事をご覧ください。
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