monday.com では、いくつかの異なる種類の権限が提供されます ―アカウント権限、ワークスペース権限、ボードの種類、ボード権限、カラム権限です。この記事では、ご利用いただけるボード権限または制約についての詳細を説明いたします。 それによって、ボードの所有者について、どの情報が変更できるか、あるいは閲覧できるのかをボード単位で制御します。
ボード権限の設定
- ステップ1:ボードのオーナーを選ぶ
ボード権限を設定する前に、ボードの所有者を決める必要があります。デフォルトでは、ボードの作成者が最初の所有者です。より多くの所有者を追加するには、ボードの右上隅にあるユーザーを「招待」するアイコンをクリックします。
そこから、灰色の王冠を右側のユーザー名に対してクリックすることで、そのユーザーをボードの所有者に設定します。灰色の王冠をクリックすると、王冠が青色に変わります。青色の王冠は、このユーザーには現在設定されているボード権限は適用されないことを示しています。
- ステップ2:権限を選択する
ボード権限を追加するには、ボードの右上にある3つの点のメニューをクリックしてします。その時、結果メニューから「ボード権限」を選択します。
その後、権限センターにアクセスして、ボードに適用する権限のタイプを選択できます。
異なる権限の種類には何がありますか?
ボード権限の設定時には、編集権限および/または閲覧権限(企業プランのみで利用可能)から選択することができます。 利用可能な閲覧および編集権限について見てみましょう!
ボードの編集権限
ボードの編集権限には、4つの異なるオプションが利用可能です:すべてを編集、コンテンツの編集、任命者による編集、閲覧のみです。以下でそれぞれのオプションについて見てみましょう!
1. すべてを編集
デフォルトでは「すべてを編集」に設定されています。これは、共有ボードとプライベートボートをフォローしているユーザーであれば、誰でもボードの内容や構成の変更、新規アイテムの追加、カラム名の編集、ステータスの変更、アップデートの作成を行うことができることを意味します。メインボードでは、ボードに加入していなくても、アカウントのすべてのメンバーがこれらの操作を行えます。
自動化 & 統合
この権限を設定することでも、ユーザーが新規レシピを作成したり、他のユーザーが作成したレシピのオン/オフを切り替えたりすることができるようになります。但し、他のユーザーのレシピを編集したり、自動化レシピをテンプレートとして保存したり、統合レシピの認証を編集したりすることは、ボードの所有者でなければできません。
2. コンテンツの編集
この権限により、ボードオーナー以外のユーザーは、アイテムの追加、アイテムの削除、ボートのステータスとセルの変更、ボードでのアイテムの移動、アイテムのアップデートの作成を行うことができます。グループやカラムのタイトルを編集したり、ボードの構造を再編成したりすることはできません。この設定は、共有ボードを使って外部ゲストとプロジェクトでコラボレーションする場合に、カラムが誤って削除・再編成されないようにする場合に役立ちます。
自動化&統合
この権限に設定されている場合、ユーザーは新しいレシピを作成したり、他のユーザーが作成したレシピのオンとオフを切り替えたり、他のユーザーが作成したレシピを削除したりすることもできます。しかし、ボードのオーナーでない限り、他のユーザーのレシピを編集する、自動化レシピをテンプレートとして保存する、統合レシピの認証を編集するなどのアクションは行えません。
3. 任命者による編集
この権限はプロプラン以上のプランで利用でき、ボードオーナー以外のユーザーに対して、自身に割り当てられたタスクの内容の編集のみを可能にします。つまり、アイテムを削除したり、新しいを作成タスクしたり、ボードでアイテムを移動したりすることはできません。しかし、すべてのタスクについてアップートを書き込み、編集、削除することはできます。また、ファイルカラムからすべてのファイルを閲覧したりダウンロードすることも可能です。このオプションを選択する場合、ボードの所有者は権限を設定するときに使用する [ユーザーカラム] を選択する必要があります。ボードの所有者は権限を設定するために、1つまたは複数のユーザーカラムを使用できます。
これは、チームメンバーが行える操作を自身に割り当てられたタスクやプロジェクトの編集のみに制限するのに最適なオプションです。この権限が設定されている場合、ボードで他のチームメンバーのアイテムを変更することはできません。
自動化&統合
自動化レシピと統合レシピを追加、編集、および削除できるのは、ボードのオーナーだけです。これは、ユーザー(オーナーではない)が過去にレシピを作成したかどうかに関係なく適用されます。
4.閲覧のみ
この権限は、ボードのオーナーのみがボードの構造と内容を変更できるようにします。他のすべてのユーザーは、ボードの閲覧、ファイルカラムからのファイルの閲覧およびダウンロード、アップデートの書き込み(そして、書き込んだアップデートの編集および削除)のみを行うことができます。
この設定は、顧客に共有ボードの閲覧のみを許可し、プロジェクトの進捗状況を常に知らせたい場合にとても便利です。また、ディレクトリやその他の閲覧専用リソースを内部で管理している場合にも便利です。
自動化&統合
自動化レシピと統合レシピを追加、編集、および削除できるのは、ボードのオーナーだけです。これは、ユーザー(オーナーではない)が過去にレシピを作成したかどうかに関係なく適用されます。
タスク閲覧権限
最新のタスク閲覧権限を使えば、ボード所有者は、このボードにアクセスできる全ユーザーがすべてのタスクを閲覧できるようにするか、割り当てられたタスクのみを閲覧できるようにするかを選択できます。これにより、もう1つ別のレイヤ―が提供され、機密データにアクセスされる危険を伴わずに、1つのスペースでコラボレーションできることを担保します。
同じボード権限センターで、2つの閲覧権限から選択できることが確認できます。以下に各オプションについての詳細を説明します!
1. すべてを閲覧
これはデフォルトのオプションで、誰もがボード上のすべてのタスクを閲覧できる権限を与えます。
2. ユーザーカラムで割り当てられたタスクの閲覧
この権限の設定により、このボード上のユーザーカラムでタスクを割り当てられたユーザーはその特定のタスクのみを閲覧することが可能となります。さらに、タスクの作成者は、それら特定のタスクを閲覧でき、ボード所有者は、そのボード上のすべてのタスクを閲覧できるようになります。
以上です!この記事により、ボード編集と閲覧権限がどの情報を変更でき、閲覧できるのかをボード単位で制御するのに役立つことがお分かりいただけると幸いです。🙌
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